高田純一、尾崎希海
第45回全国高校総合文化祭「紀の国わかやま総文2021」(文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟など主催)が31日、和歌山県で開幕した。新型コロナの影響でオンライン開催となった昨年のこうち総文を経て、2年ぶりに全国から高校生が集まった。8月6日まで。
感染防止策として、参加者と関係者全員に2週間の健康観察を義務づけるほか、一般の観覧を制限。合唱や弁論はマスクやフェースシールドをつけて行う。
約1900人が参加した和歌山市での総合開会式には、47都道府県の代表生徒がステージにそろい、開会宣言が行われた。和歌山を紹介する開催地発表は、高野山真言宗のお経を唱えたり、紀伊半島の水害で被災したピアノを演奏したり。市中心部の大通りでは吹奏楽部とバトン部の生徒によるパレードが開催され、華やかな演技で開幕を盛り上げた。
コロナ禍で、企画の一部は中…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル